本日 2022/4/21 の日経新聞(日刊)2面に載っていた以下の記事についてやいのやいのいいます。
記事内容の揚げ足取り
気になったのは以下の文言
350項目ある要件には「独立したリージョンを複数のゾーンで構成」「HTTPのAPIが利用可能」などAWS独特の言い回しが並んでいたからだ。
「独立したリージョンを複数のゾーンで構成」はAWS/Azure/GCPといったパブリッククラウドでは共通した用語だし、「HTTPのAPIが利用可能」に関してはクラウド独自の言い回しでもないですよね。ツッコミどころ満載です。
と、ネタはここまで。
350項目の要件について
要件の原文を調べてみました。
下記ページの「別紙1」が要件ですかね。
要件を全部読んだわけではないですが、主要パブリッククラウドを念頭に置いたものであることがわかります。
今回「AWS独特の言い回し」とされていたのは以下の部分と思われます。
基本事項 No.8
DR考えれば当然ですね。
(5)API関連機能 No.1
新聞を読んだ限りだと、「公式としてCLIやSDKを介さずに素でHTTP叩くことをサポートしている」のが要件かと思い、「え?CLIやSDK使わないの???」と思いましたがどうやらそうではなさそうです。 ちゃんと HTTP "プロトコルベース" と書いてありますね。
ただ、No.2 を見ると 「REST API をマネージドサービス」として利用したいようなので、素でHTTPも叩きたいということですかね。 クラウドの知識がないのであまりわからないのですが、素でAPI叩くのって何かメリットがあったりするのでしょうか(CLIやSDKとかよりバージョンの管理が大変そう)。
最後に
記事(有料部分)では、AWS/GCPが有力、国産クラウドは戦えない的なことが書いてありました。そこについては全くもって賛成です(なんでAzureやOCIがダメなのかはわかんなかったけど)。 結局アメリカのパブリッククラウド構築・マイグレーションの案件で食っていくしかないのかなぁ。。悲